ディスクトップパソコンを換えました。永年使っていた19インチの液晶モニターもそこそこ気に入っていたのですが、先の交通事故以来細かい字が見え難いのと、さすがにOSがXPと言うのも換え時という気になりました。マイクロソフトの術中にはまる様で面白くはないのですが、アプリケーションソフトが次々XPのメンテ不可と言い出されるとさすがに限界です。
ちょっとブログの更新が途絶えたのは、なにかデジカメからのデータ送信が上手く行かずブログ用の写真がアップできずにいます。したがってこの写真は先月30日のものです。

ここは田村市滝根町にあるカフェ「蒲生庵」もともと郡内初の薬局だったとか、着物の絵付け職人の工房だったとかいわれのある建物のようですが詳しくは知りません。ただ隣に大正時代に立てられた洋館つくりの医院があり、一画が独特の雰囲気をかもし出しています。
ここで私が春から生産指導をしていた「おいしさと安心農園」の試食会が開かれました。
http://www.soroptimist.blogzine.jp/tamura/
せっかくに話に水をさすようで恐縮なのですが、この町では「有機農業」が少々屈折した目で見られることがあります。 覚えておいででしょうか?その昔TBSの記者でソ連の人工衛星に乗り込み、NASAから打ち上げられた毛利衛さん達以前に日本人初の宇宙飛行士になった方がいて、テレビ局を退社してこの町に移住し有機農業を始めました。 その辺の経緯は町民も多くを語らないのですが、当初は町の知名度やイメージも上がると喜んでのですが行政や近隣住民と意識のすれ違いが徐々に大きくなって行き、重複不可能になり町を去っていたようです。

有機農業がそのイメージでも困るので、手軽に試せて効果が実感できる農園と言うことで国際ソロプチミスト田村という女性奉仕団体と組んで農場の開設と今回が第1回目の試食会。ソロプチミストの面々の張り切りようも尋常ではなく、素材は野菜だけで山のような料理が出てきました。

もっとも、有名シェフの手ほどきを受けたりそもそも会員に日本旅館の女将もいることから凝りようも相当なもので上の写真は茄子そうめん。そうめんと言って麺は使わず、なすの実を千切りにして麺に見立てたようです。 トマトの天麩羅は初めて食べました。ジューシーな天麩羅と言うのも初めてです。こんな芸があるなら農業輸出もTPPも大丈夫ととりあえずは多少の元気を逆に貰ってきました。
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