国際ソロプチミスト田村の「安心」と「おいしさ」農場のお手伝いをしています。農作業の方は地元の方にお願いして「技術アドバイザー」という立場でしょうか。
国際ソロプチミストというのはアメリカに本部がある世界最大の女性による奉仕団体。日本北リジョンというのが日本の東北北海道ブロックで、そこに属しているのが「国際ソロプチミスト田村」。地元の女医さんからの要請で行掛かり上農園のお世話をしています、とは言え私も国際ソロプチミストなる団体をよく理解しておらず、聞かれると「多分、ライオンズやロータリークラブの女性版」という表現をしますが、その方が聞いてきた方もイメージが掴めるようです。むろん双方の当事者からすると「ちょっと違う」「そうじゃない」という反論もあるのでしょうが。
 多様な野菜類を植栽しているのですが、一様に元気です。写真は畜産飼料用のデントコーンではなくて食用のトウモロコシ。まさに天を突くような勢いで伸びています。もちろん有機性の堆肥、土壌改良材と有機肥料しか入れていません。 化学成分を添加しない純然たる有機肥料は、窒素成分を上げても5~6%。それでも土壌に残っていた化学肥料成分も活性化してしまったのでしょう、その他のカボチャ、じゃがいもなども同様に旺盛な生育です。

専門的に言うと「栄養成長部位」つまり体が勢いよく育つと、肥料が過剰であった可能性が高く病害虫の被害が甚大なものになる可能性が高い、簡単に言えば溶けたり縮んだり果ては枯れたりし易いのですが、この農園はそのような兆候がありません。 食味も上々なようで、一足早く実をつけた茄子・ピーマンは甘くておいしいとソロプチミストの会員を喜ばせています。
ようやく東北地方も梅雨らしい天候、灼熱の太陽が戻る頃にはトウモロコシも赤毛の実をつけて抜群の甘さを誇示してくれるものと思います。
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