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復興庁 ツイッターに思うこと
福島県内では除染現場や仮置き場が目に付くようになりました。仮設住宅も相変らず避難生活の拠点になっています。震災の後避難所を転々とし仮設入居をしたと考えると仮設住宅生活も丸2年、これを仮設生活といって良いのか疑問になるところですがとりあえず至るところにプレハブの構築物と洗濯物や住宅には入らない自転車などが軒先にあって、なんとも切ない生活感が通りすがりの涙を誘います。

仮置き8

2年も経つのだからもっと自力で生活の再建をと、外部から言うのは容易いのですが結果的に2年過ぎたのであって、賠償の内容も支援や援助の方針も定かでないまま暗中模索の状態にあったわけで、2年もどうしてたと言われても困ってしまうというのが実感でしょう。
仮設の住民に言わせると、復興庁との対応ででてくるのはいわゆる震災後の現地雇用職員、決して現地雇用の方を軽視するわけではありませんが、ヒアリング担当もっと露骨に言えばガス抜き役のような所があって、施策や予算執行において裁量があるとは思えません。

そこに来て本庁キャリアの水野靖久参事官の暴言ツイッターはますます被災地の怒りを買っています。とりあえず参事官は更迭だそうですが、恐らくこれでキャリアの役人生命は終わりで相応の社会的制裁を受けることになります。経産省の古賀さんのように古巣霞ヶ関に楯突く元キャリアで、原稿依頼やテレビ出演まで水野氏が開き直るか、そのようなキャラクターかは分かりませんが、いまのところ「よくぞ言った」などの好意的な声は聞かれず、よほどのヒールキャラでもないと露出の多い所での生き残りはむずかしでしょう。

立ち入り9

自治体も基本的には前例主義、以前あった事例に沿って対処して行くものですが、先行の事例がない今回の大規模災害は中央官庁との連携が欠かせません。
正月返上で泊り込んで一時帰宅を支援していたキャリア参事官も具体的に存じ上げていただけに、このような事例は被災地とともに、献身的に復興に当たろうとしていた人たちには大きな衝撃でしょう。

多忙に因る心身喪失と言う声もありますが、ここにいたる動機や遡って採用にいたる選考基準も問題になってきます。個人的な舌禍と言えるのかどうか、時間をかけた検証が必要かもしれません。
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テーマ:ほっとけない原発震災 - ジャンル:政治・経済

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