さて6月です。福島市では、1日2日と東北六魂祭というイベント。前にも書いた通り東日本大震災を契機に各県持ち回りで始まったお祭りで、盛岡・仙台に次ぐ3年目。東北の大動脈国道を4号線を止めての開催に過去例のない人手だったようです。

開催中はとても近づけないので前日の準備の様子。七夕飾りが風に揺れていました。盆地の福島市は風でもないと蒸暑さが増すばかりなので風は好都合なのですが、微妙なバランスで吊り合いを取る秋田竿灯などは禁物のようで、しかし竿灯が倒れるたびに大歓声「何が幸い」するか分からないのが非日常の世界、祭りの祭りたるところかもしれません。

関東甲信越以西では梅雨入り宣言があったようです。やや早目といいながら6月といえば梅雨なのですが「みちのく福島」は水不足、何とか田植えは終えたようですが、野菜に散水している風景が見られます。
昨夏も猛暑に水不足、雨乞いの神事まで執り行われる有様ですが、その前年は大雨。東日本大震災以来自然の歯車がどうもおかしいようです。 気温と降水量ならば、温室効果ガスが槍玉に上がるのですが、地震となるまた別問題南海トラフが何ぞやとまた刺激的な話題が欲しいメディアが危機を煽ります。

しかし自然もやはり大したもの、干乾びそうな地表、しかもアスファルトの間からしっかり茎を伸ばし花まで咲かせています。メディア流にいえば「ど根性何とか」ということになるのでしょうが、根性というより生命力、大いに見習いたいものです。
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