所用で福島市役所に出向いたところ、庁内駐車場で除染の最中でした。これまでのひたすら土を剥ぐとか、側溝を上げる或いは高圧洗浄器で流す、様な作業より多少進化したシステムのようです。

作業を見る限りは後発で水と一緒に吸い取り、バキュームタンクに収納する物のようで物理吸収処理の域は出ませんが、他にない機材が来ると目新しさは感じます。 これ見よがしに来庁者の車を追い払い、白昼に行う所を見ると、先日の郡山市長選挙の「現職落選」の影響があるのかもしれません。わが市は違うとデモンストレーションの意味があるのでしょうか?

福島市役所は大震災の少し前に立て替えられました。あの震災でも被害がほとんどなく、さすがは最新建設技術と言われましたがこのような形で全国に紹介されるのも本望ではないはずです。
高圧洗浄貴で流した所で、洗浄に使用した水は下水を通って処理場、河川に流入するので処理能力はともかくシステムとしてはのぞましことです。 「流すな」と言えば、流さないために糊で吸着することを薦めていた京都の大学の先生が居ましたが、評価の見通しが立たないと見ると、現地の協力者にも音沙汰ナシですっかり音信不通のようです。
協力した挙句に後始末もせずに放置された資材を見ながら、あきれかえる福島県民も少なからず居ます。同行した別大学の教授も、放射能災害を引き起こした大企業や目先の経済性ばかりを追う先進国の原子力依存を訴えていましたが、今となっては何を言おうと被災地からの軽蔑の対象にしかなりません。 「研究者」「教育者」そして人間としてのモラルのなさは被災者のストレスを一層高めます。

この作業車は名古屋からのようです。日本中のハイテクが福島を支えてくれるのでしょうか。それにしてもお粗末なのは問題の中心廃炉作業現場の「鼠が感電して死んでました」のニュース。いつまで何をやっているのでしょうか。
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テーマ:ほっとけない原発震災 - ジャンル:政治・経済
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