3月半ば、父が逝きました。齢81歳、平均寿命を超える往生ですが、もう少しはと考えるのが人の常、闘病2年最後の入院、もうそろそろと4ヶ月近く黄泉へと旅立ちました。その前後にインフルエンザに罹り高熱と咳き込みながらの最後の別れになりました。
そのような訳で、本ブログも半月以上の間が空いてしまいました。先ずはお詫びしつつ新年度にあわせて再開をさせていただきます。
新しいプロジェクトが始まりました。ソロプチミスト田村の「美味しくてて安心な野菜を作る運動」、昨年度に県の公募事業で採択された実証実験でも効果が確認された「EMオーガアグリシステム標準たい肥」をベースの肥料に使った無化学肥料栽培で、放射能の抑制効果と野菜の美味しさを追及した栽培です。

所定の堆肥を今回はローダーで撒き、土壌改良用の米ぬかボカシとあわせてトラクターで土壌混和を行います。整地して何日か放置し、土壌中で発酵を進めます。

これから頃合を見計らって、畝たて、雑草防除用のビニールマルチ、そして苗移植や種まきなどの作業に入ります。今回は一様に堆肥を混和しましたが、作る作物の種類によって肥料の必要量が違うので、ある種の有機発酵肥料でそれらの調整をします。 先が長いようで7月上旬には第1回の収穫と試食をしたいと思っています。放射能におびえる日々から食の豊穣を喜ぶ日が一日でも速く来ること願いながら今後も作業を進めます。

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