ひな祭りです。日差しは暖かくなったような気がします。しかし、なお風は冷たく小雪が舞います。

「雛めぐり」のイベントも今日が最終日だそうで、商店街は朝から飾り付けに余念がありません。春を待つ気分を先取りするように2月の最終日曜になった先週も人出に期待をしていたそうですが、先週の日曜日は大雪、新幹線や高速道路が止まってしまう騒ぎに見物人も、軒を借りるどころか中に入って動けなくなっていたそうです。

早春を告げるように、あちこちの果樹園から煙が上がります。剪定した小枝を燃やし、ついでに冬の間果樹園に吹き飛んできた、ビニールの切れ端や紙屑などを燃やしています。 剪定した枝を片付けをしながら作業は、冬から春への移り変りを実感させます。まだ、彼岸前はドカ雪の可能性も残り何せ風の強い時期なので、思っても見ない延焼により火事騒ぎも毎度のことですがまずは、寒かった今年の冬もようやく先が見えてきました。

これからもたぶんそうなのでしょうが、3月になると震災から何年という新聞やテレビの特集が組まれます。福島県の直接・間接の被害者にとって、特に放射能災害は現在も進行中であり、過去形で語れるものではありませんが、全国紙や全国放送を見ると既に行き去った事項のように取り扱われるのが残念です。 アイナメから過去最大級の放射能が検出されたとのこと、食物連鎖による濃縮は今後いつまで続くか分かりません。 悲観論、楽観論のシンポジュームをたくさんあります。ICPRの見解に環境省がケチをつけました、昨日の友は今日は敵のようです。メディアの混乱も当分続くでしょう、季節だけが正直に移ろいます。
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テーマ:福島県 - ジャンル:地域情報
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