福島の中通り北部は決して豪雪地帯ではありません。しかし、今年は本当に雪が降ります。しかも融けては降りでとうも除雪の手間だけが文字通り積って行きます。

スーパーの駐車場の除雪した雪も積み上がり、どこの豪雪地帯の風景か?と思わせるような有様、本来福島はこんなところではありません。
路上のに融雪材「塩カル」を撒く作業も手一杯のようで、薬剤メーカーとしてみれば思わぬ特需でしょうか。

「塩カル」塩化カルシュウムの略でしょうか、融雪特にアイスバーン対策には不可決ですが強力な酸化剤なので自動車が錆びやすいという副次作用があります。もっとも最近は自動車もウレタン部分が多く、塗装も良くなっているのでボディーが錆びた自動車もそうは見かけませんが。
以前は、特に果樹農家で使うトラックは農薬等の酸化作用で錆どころが、ボディーが腐ったようになっていました。昨今は農薬が進歩したのか、スピードスプレヤーなど専門の機材で散布するせいか、ほとんど傷んだトラックも見かけなくなりましたが。

その果樹農家もこの雪で作業は遅れ気味、1月中はまだ余裕があり「少しは体も休めないと」とのんびり構えていても、2月下旬で弥生も間近になるとそうも言っていられません。無理しても風雪のなか、脚立に上る姿も見受けられます。「大変ですね」「何年かに一度はあること」「寒いでしょう」「放射能関係の気苦労の方が大変」そんな会話が繰り返されています。
安倍、オバマ会見も予想以上のスピードでTPPに舵を切った様子。それはそれで予想されたこと、先の予想が出来ない福島の辛さはまた深刻です。
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