3年近く前になりますが、対向車線をはみ出してきた車に側面をえぐられました。工事中の道路で炉幅が狭く、こちらはたいしたスピードではありませんでしたが、車の進行方向が逆なので×2のダメージがあり、相当な衝撃が働きます。また悪いことに相手車両は日産の大型ワゴン車、こちらはいつものランクルではなく、たまたま旧型カリーナ。さしずめミドル級とバンタム級のぶつかり合いで社内で体が大きく捻れ、首筋から背中に衝撃が走りました。 ピッという感覚に「やったかな」と思いましたが、未だに首の違和感と背中の張り、左手の痺れが残っています。首筋の張りは頭痛や視力にも影響が出るので全く厄介です。リハビリに行く脳神経外科の理学療法士も触診で症状が分かるようで「とんだ災難」と、どの担当者も同情してくれます。
 さて、東京ビックサイトで行われる国内最大級の見本市「スパーマーケット・トレードショー2013」今年は2月13~15日の3日間、前日の準備も含めて会場とホテルに缶詰状態、ですからタブレットでメールチェックするときにチラ見するYAHOOのニュースヘットライン程度でしか情報が入りません。「北の核実験」「グァムの惨劇」「ロシアの隕石」会期を終えたから情報を把握するありさま。

程度の差はあれ、風評被害が続く福島。食品販売の落ち込みはただ事ではありません。会津若松は例年とおり隣りに独自のブースを構えます。こちらは「八重の桜」の関連企画でいつもにも増して士気が上がります。しかし、知り合いの米屋さんが一言「会津米が売れない」。加工食品より1次産品、量販物よりこだわり食材、慣行品より有機栽培に逆風が強く、苦労して創ってきた「ブランド」が水泡に帰そうとしています。
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まずは未来志向の取り組みが重要です。会場内は「撮影禁止」ですので記録として残す理由で小間周辺の写真しか撮影していませんが、広い会場いっぱい「企業」「自治体」海外組まで含めて膨大な食材や機材の売込みが繰り広げられています。このなかで、風評という痛手を負った福島の食品のハンデはただ事ではありません。
何んともやりきれなさの残るイベントではあります。しかし、どうしても進まなければなりません。TPPの当初の予想通りの進捗で、今政府も交渉参加で例外が有る無しの条件闘争に舵を切ったようです。国内外での1次産業生き残り競争が始まります。
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