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ホールボディカウンター
被曝検査の案内が届きました。一応原発事故現場の同心円から近い自治体順に検査をしてきたようで、約2年かかって私の居住地までたどり着いたようです。

DSC_0495.jpg

事故現場から近いところでも、そう高い検査結果はでていないようで、「福島はチェリノブイリとは違う」との安心派の論拠にもなっているのですが、ここの検査で出なかったことが後に病状がでたときに、今回の原子力災害とは因果関係がないという言い訳になれるので、安易に行政主導の検査には行かないように。などの意見もあり、なんとも雲をつかむような意見が交錯している災害現場です。

プレート9
とは言え、農業生産現場にも行き来する身、通常の事務系や工場労働者よりは被曝リスクは高かろうと早速指定の病院に向かいます。
医療法人に身売りしたばかりの旧公立病院、公立病院時代は永らく赤字経営が有名で修繕もままならないのか「これじゃ患者も来ない」と思わせるような荒れ模様でしたが、「鉛を入れてバックグランドの影響を排除している」と担当者が言っていた放射能検査の一角は改修しているようです。

内部0

受診者の緊張を和らげるためでしょうが、入口プレートもピンクで「産婦人科じゃあるまいし」と思わず笑うというか、逆に安直な発想に違和感も覚えながら検査室に入ると、日立アロカのCPMカウンターで外部放射能のチェック。ちょっと原始的な検査を経てホールボディカウンターに入ります。

HBC1
「簡単ですよ」と言われたとおり、CTスキャンのような圧迫感もなくたちまち終わる検診でピンクの看板がなくとも緊張感とは無縁の検査です。この程度で不安が解消されるかどうかは別にして、まれにこの検査で水準以上の被曝が発見されるケースもあるようです。セシウムの動態が不明確で「手抜き除染」が日常的に行われている実情があると報道されています。ます、報道の正確性も問われている原発事故ですがですが、できる限りのリスクに備えなければなりません。
約一月後に結果通知だそうですが、まずは待ちましょう。
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テーマ:ほっとけない原発震災 - ジャンル:政治・経済

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