めまぐるしく天気が変わる昨今です。 討ち入りの12月14日は福島では雪ではなくて冬晴れ。気持ちのいい青空でした、例年この時期はどんよりした鉛色空らみぞれや時雨れが多い季節なので貴重な晴れ間です。選挙終盤の連呼がうっとうしいと言えばうっとうしいのですが、各陣営とも必死なのでなんとも言えませんが。
 蔵王といえば山形そして宮城。しかし、天気のいい日は福島市からも望めます。北側の宮城や山形の県境の山々の向こうに、くっきりと見える雪を頂いた山が蔵王です。
その方向から西に90度向くと吾妻連峰、その象徴吾妻小富士が信達盆地を見下ろします。旧国名「信夫」「伊達」で信達(しんたつ)は3.11直後の東電福島原発何号炉かの爆発時に風下に位置していたらしく特別避難勧奨地点などよくるからない「戒名」をつけてもらう破目になりました。それも14日に何地点かは解除という発表があり、解除になりに越した事はないのですが、この指定と解除により「地域コミュニティに軋轢を生んだ」と報道では伝えています。地元の人間からすると「地域コミュニティ」と言うような事実を矮小化した話ではなく、生活基盤が消失するかどうかの瀬戸際のようなことで、Cs134の半減期であるレベルに放射線量が下がっただけの話を問題解決の一段階をクリアしたようなことにすり替えるはいただけないと思うのですが。

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