衆議院議員選挙、争点はTPP。現政権がかなり強引にTPPを持ち出すのは、原子力災害からの逃避でしょうか。改めて思い返すと、当時の総理や歴代の経済産業大臣相当な不手際をやっていました。日常の雑用にかまけて忘れていましたが、ある雑誌の写真記事を見ると「智恵を出せ」「くっ付けてやる」などの暴言・放言。前職にしても官房長官当時の「直ちに影響はない」。総理も県知事も平時型の人で、どうも非常時にぶつかってしまったのが当人も国民、県民も大きな不幸だったようです。

さらに続く放射能災害の混乱、そしてTPP。影響をまともに受け、さらに受けるであろう農業も、福島では木枯らしの中、生産作業を続けています。
収穫に向かう運搬機、梨の棚の下を潜るようにして草を刈る草刈機。除草剤を使わずに果樹園を管理するには不可欠の機械です。梨は23年度の賠償も未だ終わっていないとのこと、覆いかぶさってくる怒りと不安。多様な思いを胸に寒風のなかの作業が続きます。
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