さわやかな秋晴れです。冷気も気持ちの良い、湿度も低く人間にとって一番過ごしやすい気候かもしてません。
遅々として進まないというのが慣用句になっていた除染も、少しは目に見えるようになりました。しかし捗々しくは進まないのもまた現実です。
比較的大きな公園に続き、小規模公園も除染が行われています。管轄が異なると全く取り扱いが異なり、公園緑地課が管轄する子供遊び場と教育委員会が所管する運動公園は進め方や時期が異なってきます。行政機関の外部から見ると全く分からない世界ですが、このような緊急かつ非常時でも行政の縦割りは健在のようです。

担当部局も心得たもので、問い合わせれば「縦割りの組織でご迷惑をお掛けして申し訳ありません」とはっきり応じます。ここまできっぱり言われるとなかなか二の口も告げられません。分かっているんならしっかりしろと言いたいのは山々なのですが・・・。

狭い子供遊び場は外部からの線量も拾うので、なかなか下がりません。しかし、こころ地域でも来年度の6月から面的除染、つまり宅地も道路も空き地も地域の面全体を除染する作業が始まります。とは言え、あと8ヵ月後にやっと着工、低線量の目処が立つのはあと1年でしょうか。自衛措置の対応も怠れません。
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テーマ:ほっとけない原発震災 - ジャンル:政治・経済
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