福島の有機農産物が売れません。「安心」「安全」を謳い文句にポスト原発の地域振興に推し進められてきた経緯もありますが、推進していた知事の失脚、なにより当の原発の事故により地域のブランド力が著しく失墜、福島と付いただけで食の安心感を求める客層からは敬遠されてしまいます。
それは科学的でないという指摘はありますが、とりあえず農業は『なりわい』ですので買っていただけなければ話になりません。 ですので有機に変わる顧客訴求力のある看板が必要になります。従来の看板・ブランド力が消失した訳なので、問題の根源である東京電力も関わって、対応するための費用も拠出するような問題なのですが、東電は相変らず「遺失利益」の支払だけで「誠心誠意被害者の皆様のお立場に立って」と言う決まり文句とは裏腹に何もしていません。
しかし、「なりわい」を維持して行くからには他の手だけを考えなければなりません。 有機性廃棄物を循環させて社会貢献をしつつ、消費者のご理解を頂くような手立ても考えなければなりません。昨日はその視察でした。




要素技術だけでは、なかなか話は進まないのでやはりシステム化が必要と言うことになります。
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