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先日紹介した梨の豊水から遅れること1週間から10日で「旬」を迎える秋月(あきづき)と言う品種。豊水の濃厚さと時期を遡って既に終了した早生種幸水のサクサク感をあわせもつ特徴があります。豊水から新高までのつなぎと言うなかれ、結構ファンがいます。その梨畑に視察の皆さんをお連れしました。

福島の産品を首都圏などに紹介する「公益法人福島県観光物産協会」商品開発事業の一環として、販売促進を支援する(株)ユナイトと同協会の関係者が梨畑に視察に見えられました。 旬といえば葡萄の「巨峰」「高尾」もあり、それぞれ渡辺金寿果樹園さんや渡辺正芳果樹園さんにも「こちらも忘れてもらっちゃ困る」と言われそうですが、今日のところは駅に一番近い果樹園と言うことで笹木野の梨大内果樹園に伺い、堆肥に活用や剪定の勘どころなどを語ってもらいました。

食品の差別化、高度化を手がけるユナイトの福島社長。「モノ」を届けるだけではなく、環境配慮や社会性ひいては社会システムの構築まで必要であると言う私たちの生産グループ、産学官のシステム開発のポリシーまでお聞き願いました。 世を挙げて6次化のブームですが、福島社長の言われたとおり成功例が極めて少ないのも事実。やはり小手先の戦術論ではなく、社会システムから見直すことも必要なのかもしれません。 原子力災害後の風評被害に苦しむ福島。イノベーションは苦悩や苦闘の中から生まれてくるのも、また歴史が示している通りです。
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