
毎日広がる青空の色と雲は間違いなく[秋の空]ですが、高温と雨不足が相変らず続いています。 この夏の異常高温と渇水、その後何度か夕立があり雨不足も解消かと思われたものの、やはりここ10日・半月は雨らしい雨がありません。 やはり渇水対策には夕立のような雨ではなく、ひと晩1日と地面に浸み込むような雨が必要ので、近くの川も水の流れが見えなくなりました。

水田の稲も頭をたれ始めましたが、胴割れ米など品質の低下が気になります。心配のタネがセシウムの外にも増えています。 この川は「松川」、吾妻山系の山形県側から急峻な下りを流れ落ちて福島盆地を潤し、福島市の東北部で阿武隈川と合流します。山間部に豪雨があると急激に水かさを増し濁流が流れ落ちるため普段の推量の割りに河川敷が広くなっていて、何ヶ所かグランドとして使われています。そのグランドも1年以上線量が高く使用が禁止されていましたが、除染も徐々に終えて子供たちの歓声も戻ってきました。

小松菜の栽培試験も水を撒きながらの作業になっています。 余計な作業と言えば作業なのですが、検体が育たなければ話になりません。試験地はかん水施設が無いためスピードスプレヤーに真水を入れ運搬します。60㎡に800lの水を撒きました、もちろん試験区3反復にムラ無くです。どうもこの手の試験は、本質と関係ないところでいろいろと注文が入りやり難くて適いません。
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