大きな台風が、沖縄方九州を抜け朝鮮半島にも大きな被害を及ぼしたようです。いたるところで天災があるなか、福島ばかりが被害を受けているような書き方で申し訳ないのですが、福島は水不足が深刻です。

問題はこの暑さと一向に降らない雨、前にも書いたように高温の方が植物の伸張は進むのですが、それも程度問題こう暑いと、桃の晩生品種も育ってくれません。
少し前「JAが20年ぶりに雨乞いのに儀式をした」とローカルテレビが伝えました。セシウムの除去や低減化とえらく次元の違う話題に「雨乞いなどする方もする方だが、放送する方もする方」とちょっと引いてしまったのですが、通りがかりの果樹園で果樹がしおれて枯れかかっているのを見ると情況の深刻さが伺えます。
街路樹も葉がしおれ始めていました。未だ8月、落葉には早すぎます。 異常気象・天災は歴史につきもの、とは言いながら、震災・放射能・旱魃、福島は息つく暇もなく災害が襲ってきます。 天災、人災が入り乱れて福島を襲ってくるというのは少々被害妄想でしょうか?
人災といえば昨日福島駅前に「除染情報ステーション」なるオフィスを見つけました。10分くらい時間が空いたので、除染についての方法を尋ねると、係りの若い男性が芝生の形状による被害などを親切に教えてくれました。線量の現状についても心配そうに数値の確認をしました。 時間が無いのでまた出直しますといって資料だけ貰って帰りました。今日出直すと中間管理職のような風情の男性が、ここは個人の相談は受け付けていない、環境省と県の運営で個人の相談は市に行け、だいたい心配するような線量ではないとのこと。 最後に上から目線の物言いに気が引けたのか「お役に立てなくてすみません」とのこと、こちらも口に悪さでは前後に落ちませんので「役所ってそんなもんです」。最近わが心も荒んできたか、ひとしきり反省。
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