
7月の決まり文句に、「酷暑のみぎり」「耐えがたい暑さ」などがありますが、まさに耐え難い暑さが続いています。 申し訳程度の夕立も、その後の暑さで水分などたちまち蒸発してしまうような按配が続いています。しかし、生物の逞しさというか生命力というか、しっかりした土作りをしていたところは、高温をエネルギーに変えたように元気に育ち続けています。 土作りを担う堆肥の生産を炎天下でも続いています。有機性の排出物は、盆も暮れも低温高温に関係なく出てくるのでそれを逐次生産資材に変えてゆくことは考えようによっては究極の再生エネルギーであることになります。

「きゅうり」は大半が水分です。今の時期は露地栽培、灌水設備はありますが水を充分に撒ききれるものではありません。しかし有機質を良く含んだ土は保水能力が高く、きゅうりの葉を見ても化学肥料主体の畑とは派のしおれ具合が全く違います。

葉といえば、葉を収穫する小松菜も立派に商品力に耐えうる野菜に仕上がっています。普通なら7月8月はよほどの高冷地でもないと野菜の体を為しません。 ただし、暑さは人間にはこたえます。放射能災害で精神的な苦悩が耐えない福島には過酷な追い討ちです。 放射能災害の反動で、福島は放射能医学の世界の先端基地になる様子、精神面のケアも忘れずにして欲しいものです。
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