オリンピックに合わせるように猛暑がやって来ました。福島では相馬野馬追祭が開かれ、高校野球の県代表も決まりました。一気に夏本番です。

いよいよ桃の主役、あかつき、白鳳など中生の主力品種が出てきます。今年は春の訪れが遅く、果樹に合わせて作業をするため例年より作業の取掛かりが遅かったところに6月以降平年並みに天候が戻り、カレンダーどおり例年の時期まで収穫時期が帳尻を合わせてきました。
収穫を始め管理作業も大忙しです。この作業は桃の受光をを上げるため地面にアルミの反射シートを貼ります。太陽からの日光の外地表の方からも光が届き光合成が上がり、桃の実も着色がよくなり糖度も増します。

しかし、敷きっ放しでは脚立を使った収穫作業や運搬作業が出来ないので、収穫直前の取り払いまだ収穫まで間がある果樹園に敷き直します。 うだる様な暑さの中大変な作業ですが、安全な方法で美味しい桃を収穫するためには避けて通れません。

果樹の下に敷くといっても、置くだけでは風に飛ばされるので、いちいちシートで固定します。固定はピンをハンマーで打ち付けます。移動、収納の際はピンをフックの付いた金具で抜き取ります。作業に工夫はしていますが何せ35℃炎天下での作業、滝のように汗がながれ水分と塩分の摂取が体力保持のカギになります。
朝の涼しいうちは桃の収穫、桃を炎天下にさらさないためです。除草剤を一切使わない渡辺果樹園さんでは刈っても刈っても雑草が伸びてきます。自然との闘いの中で丹精を込めている桃、風評被害になど負けませんように。
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