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先の福島県が行った放射能影響抑制の実証試験で画期的な結果が出た有機質による抑制効果。「EMオーガアグリ システム標準たい肥」の追加試験が始まっています。 東北農業研究センター福島研究拠点農業放射線研究センターや福島大学の協力を得、結果の解明に取り組んでいます。もちろんプランターの試験も続けています、EMオーガ標準たい肥は「カリ量が多いので化学肥料でカリを同等料入れれば同様の効果が期待できる」と、まるで農業を知らない自称専門家もいましたが、そのような量を化成肥料で投与すれば肥料焼けして生育以前に発芽すらおぼつきません。 生産現場にとっての常識も自称専門家は知らないらしく、念のためプランターで実験したところやはり発芽はせずに土の表面に塩が浮いてくる有様でした。 しかし、放射能災害下の福島はそのような与太話になど付き合って入られません、現場で放射能抑制効果、作物の生育、そして品質を視野に入れてそれらを一定のコストの中で実現しなければなりません。
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試験現場に機材を持ち込んで試験区毎に肥料設計したものを散布して行きます。もちろん「たまたま」そのような結果が出たということがないように、同じ比較区を3ヶ所準備します。

大学のゲルマニュウム半導体計測器で精査する検体については、指定された方法に則って採取します。研究者の話では、現在の日本とウクライナ、ベラルーシとはいろいろな条件が異なりチェルノブイリのデータはあまり使えないとのこと、逆に言えば農業ではチェリノブイリ事故ほどの農作物汚染が日本では起っていないと言う事になりますが、その分独自の調査研究も必要に成って来ます。もう、2度と起こしてはならない事故ですが、今回の福島に事故の収束までは多くの課題を解決しなければなりません。まずは調査と研究です。
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テーマ:ほっとけない原発震災 - ジャンル:政治・経済
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