
「昔食べたトマトは美味しかった」とはよく聞く話。高級スイーツなど潤沢にない頃の話ですが、確かに完熟トマトを冷やして食べた、子供の頃味わった味覚は忘れなれません。
そのトマトの味を再現しようと、工夫や研究を続けてきました。まず品種のこだわり、大手種苗会社の量産品ではなく自然交配のトマトを選びました。水を出来るだけ切り、生育を多少犠牲にしても甘味重視で育てました。化学肥料はむろん使わず、有機発酵肥料と堆肥のみ。固形の有機肥料を追肥に使うと水に溶けて根が吸うまで多量の水を使うので甘味が落ちます、追肥も有機液肥です。

青いうち収穫をせずに、蔓に付いたうちに赤くして収穫をします。 一つ間違えると消費者に届くまで過熟になりますが、それをコントロールするのがサプライチェーンマネジメント。需要から逆算して収穫期を割り出します。
さまざまな工夫が「美味しさ」を伝えます。
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テーマ:美味しいもの - ジャンル:グルメ
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