
九州の豪雨と河川の増水が伝わってきます。昨年は震災と原子力災害が話題になっていましたが、台風による大雨もあり福島県では水力発電所が被害に遭いました。
今年の東北は連日梅雨空ですが、気象災害による大きな被害はありません。高温多湿、絵に書いたような日本の梅雨です。 その梅雨空を映して早生の桃が色づき始めました。かつては桃出荷の期間を長く維持するために早生系の桃も栽培されて来たのですが、早生を出荷して見たところで山梨産の主力と被るため、中生の白鳳、あかつき以降の品種が多くなりました。川中島白桃など旧盆過ぎの晩生品種も増えたため、その分早生りんごが減り、りんごは「ふじ」偏重に拍車がかかったなどという専門的な話はさておき、兎にも角にも今年も桃の季節です。

農家では雨を避けるように、作業場などの整理をして繁忙期に備えています。 今年はセシウムが出ませんように、風評被害が収まりますように。祈るような気持ちで作業を続けています。
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テーマ:福島県 - ジャンル:地域情報
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