昨年の今頃は東日本大震災の爪あとも生々しく、復興支援が盛んに行われていました。 ボランティアや支援の購買活動もあり、被災地の状況もメディアで報道されていました。地震や津波の被害は映像では分かりやすいので、繰り返し事あるごとに放送され、物理的な破壊は復旧の様子も映像や報道で確認することが出来ます。
しかし、放射能という目に見えないもの報道はビジュアルに訴えることが出来難いので、どうもインパクトに欠けます。支援も一巡し福島産農産物は昨年を下回る販売状況に陥っています。

放射能リスクが上がったわけではありません。もちろん放射線は下がっていて検査機器もずいぶん増えました、リスクコミュケーションがお粗末だったということでしょうか。 放射能の影響抑制に効果がある堆肥を投入しながら、懸命の土作りが続きます。

本宮市の野菜農家、熊谷さんも安全と信頼、さらには品質も両立できるようデータをもとに原子力災害からの復興作業に必死です。 一日も早くこのような作業が実を結ぶことを願わずにはいられません。
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テーマ:ほっとけない原発震災 - ジャンル:政治・経済
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