 日常、車を運転していると、従来では考えられないようなサインを目にします。 福島市から昨年最初に規制値以上の汚染米出た二本松市小浜に抜ける途中、団中にはこのような案内板が固定されていました。簡易的な物ではなく金属の固定式「応急仮設住宅団地」とありますが、こうなれば応急でも仮設でもなく村が引っ越したことを明示しているようです。

仮設に入られた方にお伺いしてみると、ここの仮設は作りがしっかりしているのでここに当ったことは「不幸中の幸い」、ただ、交通アクセスが良くないのでやはり車なしでは生活が成り立たず、特に高齢者は困っているようです。通路の舗装もされた仮設住宅ですが、突然ダクアウトが現れたりゴミ置き場の後方にバックネットが有ったりします。 仮設住宅が建つまでは運動公園だったのが分かります。


福島では、緊急時・非常事態が日常に溶け込み始めました。避難者の皆さんが少しでも平穏に暮らせる環境環境は望ましいのですが、「非日常」が「日常」になって行く底知れない不安の感じているのでしょう。
福井県大飯でも、再稼動を巡って政府、自治体、電力事業者。または電力需要者、周辺自治体と水面下で攻防が続いているようです。政府には「エネルギーの安定供給」それ以上の国民に対する責務が存在するような気がするですが。
スポンサーサイト
テーマ:ほっとけない原発震災 - ジャンル:政治・経済
|