意外なところでも除染作業が進んでいました。 福島市の郊外、河川の近くにある県営団地。決して新しくはない鉄筋の団地ですが、団地前の公園も除染作業中でした。

新しい砂が敷き詰められると新興団地のような趣があります。遊具からすると小さい子供も多いのでしょう、これでお母さんたちも何分の一かは不安が減るのではないでしょうか、もちろん気休め程度の事かも知れませんが。
堤防をはさんだ河川敷の方は手付かずで枯れ草のままです。 川そのものは春の陽を映して流れていますが、近寄る人影はありません。たぶんこの枝垂桜の芽も膨らんできているのでしょう。

近くの橋の下にはゼオライトが山積みされていました。表土を剥いだあとに撒くのでしょう、とんでもないことで重宝がられています。東電が資本注入を国に申請したとか、報償費用8500億円を支援要請したとか天文学的な数字が伝えられますが、どうも被災現場の復旧は遅々とした歩です。 元気にに子供が遊ぶ公園や河川敷にいつ戻るのでしょうか。原発事故現場から70㎞離れた福島市の風景です。
「夏の電力事情など知ったことか」停電よりも安全が大事!「もうだまされません」大飯原発の声が聞こえるようです。

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