「杜の都」といえば隣県仙台ですがですが、福島市も緑の多い町です。市街地に信夫山と言う小高い山があり神社が祀られています。 原子力事故以前は気にも留めなかったのですが、そういえば福島市は町中いたるところに公園があります。前にもお伝えしたように公園の除染が始まりました。まだまだ公園だけの点の除染で、正確には除染実証試験と言う規模かもしれません。

表土を剥ぎ取り、砂を入れて填圧をしているようです。ベンチや遊具を洗っている所はまだ目にしていないので分かりませんが何らかの処理は必要です。

しかし、この一年公園で遊ぶことを忘れた子供はたやすくよってきません。例年なら春休みのこの時期は必ず子供の姿は見かけました。

大き目の公園には、線量計も設置されていました。ソーラーパネルから送電を受け線量をデジタル表示しています。1基いくらすのるか分かりませんが予算使用のの優先順位がちょっと違うような気はします。

よく画像を確認すると、1μSv/hを越える決して低くない線量を示していました。 通常除染をすれば、0.2以下まで下がらなければなりません。「ここは除染をしたが、線量は低くありませんよ」と言う注意の意味ならこの表示も悪くはないのかもしれません。除染のミスか測定の位置か、表示の誤作動か、いずれにしても杜撰な話です。
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テーマ:福島県『ど真ん中周遊情報発信センター』 - ジャンル:地域情報
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