車窓といっても列車ではありません、自動車の車窓から200ミリの望遠の撮影です。 このところ、急激にに変わった風景や看板に遭遇します、1年前には考えても見なかったモノが目に飛び込みます。 福島駅近くの雑居ビルに事務所を開いた環境省の出先事務所、何をしている所なのかよくわかりません。

名前からすると除染の前線基地なのでしょうか?すっかりコンビニの看板と馴染んでしまいあまり緊張感が伝わってきません。あまり福島の住民を緊張させないような高等戦術なのでしょうか、その割りには通路にも大きくペイントされていました。

悲しいことに、あれほど嫌われて住民に県外移設を訴えられている沖縄の米軍基地も雇用の点からすると貴重な産業としてみることが出来ると言います。 除染作業が福島の地場産業になってしまうのでしょうか、過疎地域の貴重な雇用として見られていた「原子力発電所」に牙を剥かれてしまいました。産業を育てるということは100年のスパンで考えることが重要だと肝に銘じています。

モデル除染と称して特に線量の高い地域で表土の剥ぎ取りが行われています。生活空間の線量を下げるといっても、山林が手付かずでは仕方がありません。 何かやって見せないと格好が付かないということでしょうか。もちろん大いにやってもらわないと困るのですが、主目的が人目につくところに「看板」を立てることでは困ってしまいます。
スポンサーサイト
テーマ:福島県『ど真ん中周遊情報発信センター』 - ジャンル:地域情報
|