会津地方というのは福島の中でも少し趣が違います。四方を山で囲まれ独自の文化を創ってきました、豪雪地帯ということも関係あるのかもしれません。 太平洋に面した原発立地の浜通りとは同じ県とはいえないほどの文化や風習に違いがあります。今度の原子力災害では福島県ということで巻添えを食ってしまった形になりました。 よく言われることなのですが、原子力発電所の名前は立地の場所の名前なのです、例えば「柏崎」「泊」「玄海」「女川」「美浜」、福島県だけが福島第一、福島第二で原発事故により福島県全体が汚染されたイメージがあります。会津にとってはいい迷惑なのでしょう。
いつも紹介する、福島市から見た吾妻、安達太良ではなく、会津若松市から見た会津磐梯山です。
 雪山には違いありませんが、冬の冷気のなか、くっきりと見える稜線ではなく、霞がかかったような遠景はやはり春の知らせでしょうか。
原子力災害の被害は放射能だけではありません、「福島」と言うのがキイワードになって忌避する対象になってしまっています。よそに供給電力を作るために、とんでもないことに巻き込まれました。
でも、たち直らなければなりません。会津産品の売り込みも必死になってがんばっていました。 本当の春は、しばらく先かもしれませんが・・・・。

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