3.11を前に、思い出したように震災の特集が組まれています。 プルトニュウムも拡散していた、原子炉の溶解は事故当日に把握していたと、国・東電の対応の杜撰さを示す事例も、今になっても続々出てきますが多少のことでは驚かなくなりました。
今日も冷たい雨の降る日でしたが、温室中では初夏の準備が始まっています。 トマトの自然交配品種「紅旬」の苗つくりです。例えばトマトで言えばタネのサカタの「麗夏」タキイ種苗の「桃太郎」など、大手種苗の一般的なものではなく、こだわり栽培で品質重視の農業向けの品種です。 一般的な大規模流通には向かないので独自のサプライチェーンで販売して行きます。

こちらは「きゅうり」、EM活性液で根系微生物を確保して行きます。このような地道な努力が栽培途中で例外に遭遇したり、思いもよらぬ病害虫が発生したときにその拡大を抑制します。 大してコストのかかる作業ではないのですが、農作業の煩雑さにかまけてつい省略してしまう技術です。このような地道な作業が無農薬や減農薬栽培につながります。 安心安全を声高に叫ぶ前にこのような作業の大切さを認識して欲しいものだと思います。

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