
毎年1~2月に開いている生産者総会を今年は14日開きました、例年よりやや遅めだったのはスーパー・マーケットトレードショーなどの出展があり、なかなか日程が取れなかったため。 未曾有の大災害と、何より放射能災害があり地域の農業維持が困難を極めるなか、連年通りのの参加者がありました。 会場はは最近定宿になっている磐梯熱海温泉ホテル華の湯、福島を代表する名館です。

本当に放射能災害によって先が見えない話、微生物と有機質により近隣農家より放射能の被害が軽減されていること、しかし福島というだけで「風評被害」が深刻で、それについても先が見えないこと。 当然ですが例年にも増して、多くの話題で真剣な討議が続きました。 それにしても、東京電力の不誠実な対応、県や市の施策も後手後手にまわり有効な支援が出来ていないこと、現場のニーズと支援体制がまるで噛み合わないこと、ここまで来るともはや人災であるということが浮彫りになって来ました。
ことには思いの外温度が上がらず、葉物野菜の育ちが悪いこと。春以降も低温傾向が続きそうなので桃の作柄も心配なこと、おかげさまで貴重な情報交換の場にもなりました。 何やかにやと言いながら、来年もまた顔を合わせることを約束し県内各地に戻って行きました。全体の会合は年一度でも、ブロックごとの技術講習、栽培品目ごとの検討会は随時開かれます。 さらに共同除染まで話が及びました。これの至急対応を立ち上げなくてはなりません。後手後手の県や市との協議もしなければなりません。
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テーマ:食の安心 - ジャンル:地域情報
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