全国的に天気が崩れるということですが福島でも晴れから薄曇になってきました。
冬晴れの青空に映える雪山も見事ですが、薄曇にかすむ山もなかなか風情があります。 福島市から真西に見える吾妻山、新緑や紅葉一面の桃の花越しに見る吾妻山もよく紹介されるところですが、厳冬期の雪を頂く吾妻山が好きだという声もよく聞くところです。

さらに南西に目を転じれば安達太良山が見えます。吾妻山の吾妻小富士に相当する様な目を引く形がないのですが、強いて言えば乳頭山でしょうか。背後の高い峰の手前に見えます。

福島県の中通と会津地方を隔てる奥羽山脈ににあります。何れも麓や中腹に温泉郷を抱えています。 例えば土湯温泉、岳温泉。それらの温泉は震災以降というか、原子力災害以降不振が続いています。それ以前の構造的な温泉離れがあることはあるといいますが。いずれにしても、震災・原子力災害・風評被害という一連の出来事によって「倒産」廃業」の旅館も数多いと聞きます。不運と見るか歴史の必然と見るか見方も分かれるところです。
彼の東京電力も民営として維持するのか、国の管理下に入るのか早急に答えが求められているようです。ある意味今回の大震災の最大の被害者は東京電力であるともいえます、天文学的な賠償金額と廃炉費用は企業経営の枠を超えています。しかし、それも不運と見るかそれとも歴史の必然と見るか、これも見解の分かれるところではあります。
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