2月10日(金)20::00~ NHKテレビ今風に言うとGチャンネルというのでしょうか、東北ローカルで東京大アイソトープ研究所の児玉龍彦教授のインタビュー番組が放送されました。
![132887778947813105919[1]](http://blog-imgs-15.fc2.com/e/m/o/emorga/201202121607297c4.jpg)
昨年7月の参議院で堂々たる政府の原子力事故に対する対応批判を行い一気に名を上げた研究者です。除染費用800兆円を打ち上げました、逆にリアリティのない数字だったかもしれませんが。 これほど極端なこと言うと相当の反論が出るのですが、もちろんネット等でいろいろ書き込まれて入るものの、メディアを含めて大きなバッシングはおきていません。この辺はさすが東大というべきでしょうか、ご本人は原発を推進しさらに事故を引きを越した東大所属であることを恥じているようです。 児玉先生は折にふれ、子どもの被曝の発がん性リスクを心配する発言をしています。この日の放送でも他の研究者とリスクの大・小について論争をしていました。 この手の発言があると、たちまち御用学会や学者先生からネットで反論があるのですが、どうも肩書きも人気もある人の発言だと、追求がでてこないがでてこないのが面白いところです。 もちろん福島県の住民としては児玉説は杞憂に終わり、発がんリスクなどどこにもなかったことを願っています。しかし、現実に起こっている福島軽視は断じて見過ごせません。事故現場付近で常磐線や建設中の常磐道の建設が止まったままであること。これでは、その北にある相馬市などは袋小路で居住や経済活動が維持できないこと、福島県内の除染が進まず1次産業が停滞していること。その代償はしっかり対応してもらわなければなりません。
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テーマ:ほっとけない原発震災 - ジャンル:政治・経済
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