昨日までの暖かさが嘘のよう、粉雪に「ほうれんそう」が紛れていました。 しかし、この寒気にさらされ他野菜の美味しさは格別です。昨年の冬は銀座のレストランに納入させていただき、総料理長の評価を得て定番になりつつありました。
本当に東電はなんということをしてくれたのでしょうか、過去のの努力の結晶である「未来』を奪われてしまった無念さは言い尽くせないものがあります。

報道されている通り、福島には新たな問題が起きています。砕石にセシウムが付着していてその砕石を使った工事やコンクリート製品から放射線量が検出されたと言うものです。 早速、経済産業大臣は東電に賠償をするように命じたと言うことです。枝野経産大臣が官房長官時分の「直ちに健康被害を及ぼすような」と持って回った言い方をせづに、迅速に動いたことを評価する向きもありますが、どうも「田舎芝居」の匂いがしないでもありません。目立つことをしたがるのが政治家の習性でしょうか。
原発事故の、直接・間接の被災者や被害者の窮状をよそに、損害賠償が遅々として進みません。 対応のばらつき不統一も、よく耳にするところです。損害賠償の指針策定と担当は「文部科学省」ですが、中央官庁の縦割りの弊害も出てきています。総理含めて損害賠償には万全を期すといっていますが、まだまだ賠償を受けられた個人や中小事業者は少数派です。農家もJAが入り風通しの悪い交渉が続いているようです。
悲しい出来事も耳にします、損害賠償が受けられずに命を絶つ農家がおられる事です。もちろん金銭のことばかりでなく、震災を含めた心労も積み重なってでしょうが。
いずれにせよ、いろいろな意味で春の訪れを待ちわびる日々が続きます。
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テーマ:ほっとけない原発震災 - ジャンル:政治・経済
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