
双葉町の井戸沼町長が野田総理に問うたとされる「双葉郡民はは国民ですか」、そっくり[福島県民は国民ですか]と置き換えられます。法のもとの平等が保障されているのかを聞いているのです。
特に農業関係の仕打ちは酷い、福島県の特選品原木椎茸は壊滅です。阿武隈山系の里山に育つ椚(くぬぎ)、楢(なら)広葉樹を伐採し、約1㍍の長さに切断し椎茸の菌を植えます。ひと夏山で過ごすと、菌が木に定着繁殖し温度の湿度の条件が合えば茸として発生します。 冬に温度をかけたり、水に浸けたりして発生の条件を整え順序良く椎茸を収穫してゆきます。山に大量のセシウムが下りてきて椚や楢がが汚染されました。また、外においていた菌を植えた木が汚染されました。
損害賠償もままならないと聞きます、これは遺失利益だとか損失補填度かという問題ではなく生活権とは人権に関わる問題なのだと思います。書類が不備だとか財物の補償は別な話だとか、通り一遍の説明ではとても産地側は納得行きません。 弁護士、会計士立会いで農家の戸別訪問をするべきです。 会津が明治維新に新政府から受けた仕打ち、それと匹敵するような悲惨な状況が福島で起こっています、この21世紀に。
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テーマ:野田内閣 - ジャンル:政治・経済
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