全国的な寒波、もちろん福島も相当な冷え込みです。
この寒さのなか、福島県庁にほど近い公園でテント生活をしている人がいます。 東京都新宿区に自宅のある飯村さん30歳、ホームレスではありません。東京では介護の仕事もしています、夏は北海道の斜里で農業の手伝いもしているとのこと。

原子力政策に疑問を持ち、青森の六ヶ所村を訪れたときに地元の農家がEMを使った農業をしているのをみて、勤務する施設で生ごみ用のEMぼかしの生産を始め普及活動を行ってきました。
その経験から福島で「お役に立てないか」とボランティアを志願して駆けつけてこられた方です。 放射能と言う元素の世界に素手で立ち向かおうとする元気は、凄くもあり危うくもありますが、結果的にとてつもない惨事を引き起こした「原発」、そこから得られてきた電気により暖かく快適な生活を満喫してきた国民。寒さのなか登山テントと寝袋で凌ぐ生活は快適さに慣れてしまった日本人に何かを投げかけているようです。
快適さを求めるのは人間の本性ではありますが、代わりに差し出すものの大きさも考えなければなりません。
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テーマ:福島県 - ジャンル:地域情報
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