震災の後遺症、そして原子力災害はまだまだ大きな影を落としています。
一見長閑にみえる里山でも例外ではありません。 汚染物質の最終処分場はおろか、中間処分場も決まらないところで、仮置き場と言われても受け入れたくない気持ちはよくわかります。行政が決めた予定地にははやはり周辺住民から反対の声があがります。

場当たりの対応の限界が露呈しています。

もう12月の中旬、例年なら採り終えて冬支度の柿の木も、熟した柿の実をつけたまま本格的な冬を待ちます。 たわわに実った柿が熟れるに従って1個2個と地上に落ちて行きます。やがて地上はオレンジ色の絨毯のようになり朽ち果てた柿の実は土に返ります。 自然の輪廻と言えばそれまでですが、その収穫物で命をつないできた人類にとっては、やはり息の詰まるような衝撃的な光景です。
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