
前回は、「ほんとうの空」に映る安達太良の山並みをご紹介しました。福島県の中央部郡山から見る奥羽山脈です。 ここは福島県北部伊達市、写真の背景は半田山、江戸時代は銀山でした、この山の陰が福島市茂庭そして山形県置賜地方に続きます。 福島大学の放射能検査の検体採取、農業主の田中さんと小沢教授、研究室の皆さんです。ここ田中農園さんは周囲の葉野菜からは微量の放射線が検出されるのですが、国内でもっとも精密な検査機器(ゲルマニュウム半導体計測器)を使っても検出限界以下の測定値です。限界値が1ベクレルですのでほぼ0と見ることが出来ます、超微量あったとしても走り去る自動車の排気ガスのほうがばだリスクが高いと言うレベルです。 ほうれんそう、小松菜と土壌を採取しました。スタッフの背後にある小山は自慢の有機堆肥、これらを含めた一体的な土作りにより腐食を高め、セシウム等の移行を抑えていると考えるのが私たちの見解です。

福島大学東日本大震災緊急プロジェクトの共同代表小沢先生、放射線量も測定しながら総合的な傾向と対策を討議します。 採取した野菜も根部、茎部、葉部と分析して行きます。先日来日して資料をいただいたベラルーシの研究データなども参考にしながら喫緊の課題として取り組んでいます。
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