
なんと気象災害の多い年でしょうか。
今日も台風一過とは行かず、強い雨が断続的に降りました、吾妻山系から流れてくる阿武隈川支流の松川も水量が減りません。 セシウムも一切合切洗い流してくれるとよいのですが。
いずれにせよ水系、河川を通って最終的には太平洋に至るわけで、人間はなんと罪深いものを作ったのでしょう。 日に日に原子力施設や事故後の対応の杜撰さも浮き彫りにされてきました。自然の猛威の前に為す術もないのも人間の姿でもありますが、小ざかしく目先の欲だけで行動し、作り出した技術を制御しきれず太平洋まで汚染してしまったのも、なんとも哀れな姿です。 しかも、今度は原子力災害の被災者に対して膨大な書類を要求しているとのこと、着の身着のまま逃げ出したり過失もなく突然財産や業務上の利益を遺失した生活者や事業者について全く酷いと言うほかはありません。
これから無数の民事訴訟が湧き起こるのでしょうが、これだけの過失と被害について刑事罰が適用されない不可解と言うしかありません。
罪を憎んで人を憎まずと言うのは日本人のメンタリティであり、美徳度もあるところですがもっともらしく謝罪をする人たちに、ちらちらと赤い舌を見て取れるのは私の人間性の至らなさでしょうか。
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