紅葉の中、一筋水が落ちる「滝」。観光名所ではありませんが、冬は氷柱、梅雨時は新緑に水を集めて太めの落水と、四季折々の表情があります。通りがかりに時間があると少し横道に入り季節の表情を眺めます。

残念ながら何年か前に鬼籍に入られた大学の先生、経済学部の名物教授で講演や座談の名手でした。豊富な知識で参考になる情報と、何より話が面白い。 「選挙に好まれない清酒の話」、以前選挙と言えば陣中見舞いと称してお酒を持ち歩いていた頃の昔の頃ですが、「〇瀧と称する地酒の銘柄が評判が悪い」とのこと。理由は滝は落ちるものなので「選挙には合わない」とのこと。 時代背景と人の心理を描写して、本当に面白い話に仕立てる話術の方でした。
選挙の日曜日が終わりました、さすがに清酒を持ち歩く習慣はありませんが「落ちた」「当選した」は選挙の宿命。以前ご縁のあった方々の当落も半ばしています。
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