 福島ではいたるところにひまわりが咲いています。 夏、といえば全国的にひまわりですが、今年の福島は様相が違います。 3月の原子力災害以来、対応策として比較的セシウムの吸収効率の高い「菜の花」「ひまわり」が取りざたされました。 「菜の花」は、秋にまいて春に収穫するので時期的に合わず、一斉にひまわりを蒔くことになりました。 誰に命令されたわけではない自主的な取り組みです。しかし乏しい情報の中で「なにか」をしなければならない行動の現われです。

しかし、このような行動も振り返ってみれば課題もあります。 花が終わった後の幹や葉の処理です、燃えるゴミとして処理するしかないのでしょうが。そのような一貫した処理体制や取扱上の注意も整備しなければなりません。
思ったより根からの吸収が少なく、植物は汚染されにくいことが分かってきました。 福島県民がひまわりに託した思いは全国にどのような形で届くのでしょうか。
スポンサーサイト
テーマ:ほっとけない原発震災 - ジャンル:政治・経済
|