古称は「中村街道」、相馬市と福島市を結ぶ国道沿いです。相馬民謡に「伊達と相馬の境の桜」と唄われました。3週間前ではなくて本週末の桜、例年開花は弘前城と同じころ。今年は例に洩れず異様に早く、例年ならばGW頃とか。

民謡で「花は相馬に実は伊達に」と唄われた相馬の海には、処理水が放出されることが決まりました。準備期間を経て2年後には放出とか、連日報道の通り「風評被害」は必至とみます。「日本を含め世界中の原発から、水と分に不可能なトリチウム水が放出されており国際基準より希釈を高める」とのアナウンスも、正常に運転されている原発の排水と過酷事故現場の汚染水を浄化して流すのでは条件が違い過ぎます。 まして数々の隠蔽、故障機材の放置、ずさんな安全管理が問題になり、原発設置変更許可の取り消しまで議論に出かけている事業者の言うことを「そうそう信じられない」と思うのが普通。遅い桜の向こうの海には問題がや山積で、実のなる方にも影響は及びます。
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