約一月前の地震、さいわい津波を伴わなかったこともあって「多数の死者」と言うことはありませんでした。しかし、やはりあちこちで爪跡。土蔵の壁の崩落や屋根瓦の落下、ずれも目立ちます。地盤の関係か地形も影響かか、震度とは別に被害の多発エリア、そうでもない地域とさまざま。

田園地帯の豪壮な作りの民家、かつての豪農のお屋敷でしょうか。「かつて」と付けることは失礼か、ともあれ豪壮な作りです。反射光で分かり難いのですが赤瓦。 屋根の頭頂部分を「ぐし瓦」と呼ぶそうです、もともと雨水の流入を防ぐ目的ですが、ここまで高いのは「立派」さの象徴でしょうか。地震で崩れた瓦の修繕のようです、今や職人さんも限られているのでしょうし、瓦の上げ下ろしのためのリフトの設置だけでも大変です。 ここは内陸部、いずれ津波の心配はありませんが、「今回の地震は放射能の心配がない分救われる」との声がよく聞かれます。東海で伊予で様々な原発稼働に対する判決。柏崎はずさんな管理が問題になり、再稼働が遠のいています。
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