私鉄終点駅前の「芭蕉」像。奥の細道の一場面か、しかし同行の門人空良はおらず一人佇んでいます。

かつての湯治場も経済成長に合わせて「温泉街」「歓楽街」にかわり、生活様式や娯楽の嗜好変化で来客者が減ったところに、10年前の震災とこのところのコロナ禍。 「蚤虱」とこの地で散々な句を詠んだ芭蕉ですが、今回はさらに地震。令和の時世芭、蕉ならどう観るか。 ここから一里二里先の奥州道・出羽道分岐の街では古い土蔵が倒れて一時通行止とのこと。古いものが倒れる、と新しいものが生まれてくるのが「歴史」ですが。
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