
きゅうり畑の土壌状態をチェックする須賀川市の石井さん、この前の農業雑誌「現代農業」へも紹介されていました。 稲わらにセシウムと大きく報道され、牛肉はもとより多くの国内農産物が風評被害にあっている情況ですが、稲わらは農業にとってかけがえのない資材です。 ここのきゅうり畑では、土の水分を保持し乾燥しないよう、また保温のため稲わらをふんだんに使っています。 稲わらの下の土、土の中の根の状態を見ています。

白い糸くずのように見えるのがきゅうりの根です。 この根の毛根には無数の根茎微生物が住んでいます、それらが堆肥などの有機質を分解吸収します。 豊かな微生物相が、農薬や化学肥料に頼らない野菜の生育を可能にします。この豊穣の連鎖が、原子力災害などにより遮断されてしまわないように願っています。
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テーマ:食の安心 - ジャンル:地域情報
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