かつての「造り酒屋」の土蔵。造り酒屋の後も、酒類卸や小売りとして城下町の一角に漆喰と瓦、その存在を保ってきました。市街地の再開発か解体作業が始まります。

地酒ブームとはいえ、アルコール類もワインや缶チューハイまでニーズの多様化。ご挨拶代わりに1升瓶も遥か昭和の習慣。酒1本もいただいても「消費」までかなりの時間を要します。購入もチェーンストアにデスカウンター、街の酒屋さんの存在も薄くなる一方アニメのサザエさんに厳家を止めるくらいと言うのは言い過ぎか。代わって台頭のそれら小売店舗も通販や消費人口の高齢化によりその成長も頭打ち。
時代の趨勢で消えゆくもの残るもの、新年早々の街かど風景です。
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