
福島県相馬市の方へ行ってきました。震災直後、3月4月よりはさすがに落ち着きを見せていますが、町のあちこちで生々しい爪あとが残ります。 例年今の時期は、潮干狩り、海水浴、野馬追い祭りで賑わうのですが、潮干狩りと海水浴場は津波で壊滅状態。中村城址に相馬追用の旗指物が揺れていました。
常磐線が不通のまま、国道6号線も原発事故で隣接の南相馬市以南で封鎖されたていて、相馬市は袋小路状態。とても観光を言える状態ではありません。

一見のどかな夏の海には、まで転覆している船がそのまま置いてあります。この辺りはのりの養殖場浅瀬で沈まない代わりに動かせない状態なのでしょう。

相馬のシンボル、海に架かるハーブ橋も倒壊は免れたものの、取り付け道路に被害が出て工事車両が通り過ぎるだけです。 相当数の水田が津波の被害にあいました、漁業、観光も見通しが立ちません。そして追い討ちをかけるような牛肉のセシウム汚染騒動。 再生のお手伝いをしながら、厳しい現実にため息が漏れます。
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