四国香川で発生した鳥インフルエンザ。それが奈良や広島でも発生、「現状では、鶏卵・鶏肉を食べる事により、人は人インフルエンザに感染する可能性はないと考えられています」が公式見解です。 しかし、一旦発生すれば相当広域での畜産関連車両の消毒はもちろん、養鶏場内では「殺処分」が必要で、経営上相当の損害が出ます。再開しても一定期間「卵」(採卵鶏の場合)の出荷が出来ないので、再開しても「売るところがない」ことになってしまいます。

先週よらせて頂いた「超」は付かないものの相当な大型養鶏場。対応もピリピリ、生き物相手だと「暮れ」も「正月」もないのに加え、暮れに需要のピークが。管理や販売も大変なのに新たに「病禍」、そして人間側には新型コロナウィルス。
加えて鶏卵生産大手から元農水大臣へ贈賄疑惑。「さくら」ほどは騒がれていないものの「脇の甘さ」はただ事ではありません。 業界にとって、なんとも試練の冬です。
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