コロナだ、暑い、首相辞任と慌ただしい世相でも、時間は進み9月も折り返し。

最近「データ農業」に関する本を読みました。思わぬところで知り合いも登場し、全編興味深く拝読した次第。 少々気になったのは、自動運転の超大型トラクターの話題。テクノロジー的には素晴らしくても「使用する広大な農地日本にはあるの」という疑問は、この手の話題にはつきまといます。いわゆる「ニーズはあるか」と言うはなし。 この手の「開発」にはつきまとう疑問や課題らしく、肯定的に捉えていた「書き手」の方も活用事例に触れ、「北海道で活用されます」しかし、北海道はむしろ国内農業のモデルになり得ない条件下にあり、さらなる事例で滋賀かどこかで、大型トラクターを導入可能なような超大型水田を作っている事例。 ここまで読んで少々疑問。水田稲作はトラクタ―だけで成り立つわけではなく、(直播なら別ですが)田植え機やコンバインは如何すると言うこと。水田にトラックが入れば別ですがそれらの作業は逆に効率が悪くなるのでは、それともそれらも超大型機種を開発するのか。 水田の大型化は、自動運転大型トラクターを導入するために進めるようにも取れるのは読み手の読解力の問題か。
間もなく本格的な「稲刈」が始まります。農機具の整備工場にも、「出番」を待つコンバインも並んでいます。1条刈りのバインダなど見当たらず(山間部や湿地田などに根強い需要はあるのでしょうが)、農機具の大型化も進んできました。 だらなる自動化、大型化、効率化は必要ですが、かなりのコストも発生するため「落としどころ」の経営感覚が更に求められます。

グーグルのネット広告全盛の時代、月見の時期にあわせた手書き「アナログ」看板も時に目立つと、少し笑ってき見ています。
スポンサーサイト
|