温室栽培で、冬場のキュウリもありますが、基本的には夏野菜。浅漬けや冷やし中華の具など、需要の多いのも夏。 露地でも生産できるので、夏場は露地(全くの空の下)か、雨除けと呼ばれる簡易的なビニールハウスが生産主体、ビニールハウスと言っても夏場のきゅうりは、加温・保温の必要はないので基本的には文字通り「雨除け」。もちろん給水は必要いなりますが、すくなくとも病虫害・風害の抑制にはなります。

5月・6月に定植(苗を植える)して、約一月蔓を育ててから、順次実(きゅうり)を収穫。今年は7月の長雨、8月の猛暑の影響で、露地栽培はなかなか大変。キュウリ農家の「泣き言」は聞こえるものの、異常気象の年ほど「出荷量」は少なく、「市況」は安定のようです。

気象要因を「真面に受ける」露地栽培。栽培の基本なる「土作り」からしっかり行っている生産者は、連日の猛暑下でも「実を付ける」若い蔓が伸びていて、まだ順調な収穫が続きそうです。10年経とうというのに、よからぬ「風評」は付き纏いますが。
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