2枚の水田の写真。道を挟んでほぼ同じ場所、正確な田植え時期までは承知していませんが、現時点での生育の違いは、有機栽培と化学肥料を使っているかの違い。もちろん、ほぼ同日同時刻の撮影です。

旺盛な生育で緑も濃いのが化学肥料の栽培、習慣的に行われるので「慣行農法」と呼ばれます。

こちらは、化学肥料ではなくて「堆肥(たいひ)」等の有機肥料によるもの。有機農業の定義も難しいのですが、ここでは化学肥料を使用していない栽培を指したいと思います。 一目瞭然、今のところ生育が貧弱なのが有機農業。ところが植物生理の不思議なところ、あと一カ月で生育が追いつき稲穂の時期には見劣りしない「首を垂れる」状態に。 栽培農家も馴れたもの、「生育が遅れている」との周囲の指摘に、「藁を採るわけではない」と取り合いません。7月末には見違える水田になります。
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